
毎年多くの人が交通事故による怪我によって医療機関を受診し、その後も後遺症に悩まされています。
その中でも多いのがむち打ちによる症状です。
むち打ちが完治しないまま何十年も苦しんでいる人もいるくらい、現代医学によっても治療が難しいとされています。
交通事故に遭って病院に行くと、決まってレントゲン撮影が待っています。
しかし、ほとんどの場合は骨折などがあるわけでもなく、むち打ちを経験しているのに「異常なし」と診断されてしまうようです。
つまり、骨折していなければ大丈夫と言うことで、とくに治療をすることなく終わってしまうケースもあるのです。
しかし、放置しておくと時と共に頭痛、めまい、吐き気、手足のしびれ、肩の違和感などを経験するようになります。
むち打ちの後遺症が何年も続いていくと、首だけにとどまらず背中から腰にかけての痛み、胃腸を中心とする内臓器官への影響が出てくる場合があります。
これは、首の損傷によって首を通る神経が傷つく、または神経の圧迫によって首から全身に流れる神経や血流に乱れが生じることによります。